歴史を振り返って 2022 2 26

 時は、冷戦時代。
アメリカが主導するNATO(北大西洋条約機構)と
ソ連が主導するWPO(ワルシャワ条約機構)が対峙していた。
 欧州の地図で言えば、
西ドイツがNATO、東ドイツがWPOとなる。
欧州が西欧と東欧で分断されていた。
 しかし、ドイツを東西に分けていた
ベルリンの壁が崩壊、
東欧の民主化やソ連が崩壊すると、
WPOは解散することになった。
 NATOは、WPOに対抗するためにあったが、
WPOが解散した後も、NATOは存続した。
 それどころか、NATOは、
かつてのWPO加盟国にも拡大していったのです。
 これは、ロシアから見れば、
「話が違う」ということになるでしょう。
 NATOの東方拡大は、
ロシアにとっては脅威になるでしょう。
ナポレオンのロシア遠征を連想させるかもしれません。
 欧州は、そういうことになっていますが、
東アジアは、アメリカ勢力の「東方後退」になっています。
 沖縄にあった主力部隊は、
グアムに移転していく方向です。
 中国の弾道ミサイルが高性能化しましたので、
アメリカは、身の危険を感じて、
最終的には、ハワイや本土まで後退するように見えます。






























































































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